平成28年5月(2016/MAY)
● May5月“地震列島”建築士は国民を守れるか?!
熊本地震災害 災害に遭われた方々にお見舞い申し上げます
自然災害の前には人間の存在があまりにも非力に感じます。
災害の報道が日を追って拡大する被害状況は心が痛みます。
人の命を守るシェルターとしての住宅・及び建築物。器論としての建築の役割、昨今 耐震建築 防災建築 と言う言葉がやけに浮かびます。
住まいが生活を豊かにする様な表現が目に付きやすかったり 暑いの寒いの見たいな処に眼が行きがちです。
これはこれで大切な事ですが地震災害に対抗できる事に根拠の薄い確信を持っている事に恐ろしさを感じます。
人の命を守る器としての住宅建築。今日の技術は向上著しい。
新築住宅はともかく既存住宅(特に新耐震基準以前)においては耐震化率が公共施設に比して低いのが問題になっておりこの点 行政誘導 に期待したい。
個人住宅を社会資本として考える 社会合意 の時代を待望!
耐震化補強改修工事をこれだけに留めず断熱省エネ改修工事を併せて共通の技術提案として発注者(施主さん)に建築士として根拠を持って説明したいものです。
耐震診断+省エネ診断=住宅の社会資本化(高個人財産の保持)
明日の世界を信じ エコトピア飯田株式会社 代表取締役 櫻井 善實